ユネスコ無形文化遺産 歌舞伎への誘い INVITATION TO KABUKIユネスコ無形文化遺産 歌舞伎への誘い INVITATION TO KABUKI

演出と音楽

特徴的な表現立廻り

『金門五山桐』「桃山御殿奥庭の場」
国立劇場(Y_E0100268500659)

切り合いや格闘の場面で行なわれる、様式的な動きを「立廻り」といいます。1対1の設定もありますが、多くの場合は中心となる主役に向かって、大勢の軍兵(ぐんぴょう)や捕り手に扮した脇役の俳優が挑みかかります。一連の動きは、「下座音楽(げざおんがく)」に合わせて流れるように演じられ、主役は要所で「見得(みえ)」を行ないます。脇役が、切られたり投げられたりする時には、宙返りをします。これらの動きすべては、「立師(たてし)」とよばれる俳優が、上演の都度主役の演じる役柄や好みに合わせて考案します。

『金門五山桐』「桃山御殿奥庭の場」
国立劇場(Y_E0100268500659)