俳優が舞台や客席の上を吊られて移動する演出で、幽霊や妖怪、人間に化ける狐など非現実的な役で行なわれます。ワイヤーで吊るされた俳優が「花道(はなみち)」のあたりから上昇し、1階の客席の上空を通って、2階もしくは3階の客席まで移動するのが通例です。
『義経千本桜(よしつねせんぼんざくら)』「河連法眼館の場(かわつらほうげんやかたのば)」の幕切(まくぎれ)。源九郎狐が、神通力(じんつうりき)によって敵を倒した後、両親にゆかりの鼓をもらって喜びながら飛び去る様子を、宙乗りで効果的に表現します。
俳優が舞台や客席の上を吊られて移動する演出で、幽霊や妖怪、人間に化ける狐など非現実的な役で行なわれます。ワイヤーで吊るされた俳優が「花道(はなみち)」のあたりから上昇し、1階の客席の上空を通って、2階もしくは3階の客席まで移動するのが通例です。
『義経千本桜(よしつねせんぼんざくら)』「河連法眼館の場(かわつらほうげんやかたのば)」の幕切(まくぎれ)。源九郎狐が、神通力(じんつうりき)によって敵を倒した後、両親にゆかりの鼓をもらって喜びながら飛び去る様子を、宙乗りで効果的に表現します。