ユネスコ無形文化遺産 歌舞伎への誘い INVITATION TO KABUKIユネスコ無形文化遺産 歌舞伎への誘い INVITATION TO KABUKI

演出と音楽音による表現

清元節きよもとぶし

登場人物が舞台に表れる際に演奏される清元節

『義経千本桜』「道行初音旅」
国立劇場所蔵(BM005237)

三味線を伴奏に物語を節で語る「浄瑠璃(じょうるり)」の一つで、「清元」ともよばれます。歌舞伎舞踊の伴奏の他に、劇中の演奏会や稽古という設定で、舞台の上で演奏します。

演者は「太夫(たゆう)」とよばれる語りの担当と三味線を演奏する「三味線方(しゃみせんかた)」から構成され、使用される三味線は、「常磐津(ときわず)」と同じく「中棹(ちゅうざお)」です。情緒あふれる詞章を大変高い音域で技巧的に語るのが特徴です。

登場人物が舞台に表れる際に演奏される清元節

『義経千本桜』「道行初音旅」
国立劇場所蔵(BM005237)