ユネスコ無形文化遺産 歌舞伎への誘い INVITATION TO KABUKIユネスコ無形文化遺産 歌舞伎への誘い INVITATION TO KABUKI

演出と音楽

音による表現常磐津節ときわずぶし

舞台上で演奏する常磐津の太夫と三味線方

『積恋雪関扉』
国立劇場所蔵(NA090260)

物語を節で語る「浄瑠璃(じょうるり)」の一つで、「常磐津」ともよばれています。

歌舞伎では、おもに舞踊の伴奏として観客から見える舞台上で演奏します。竹本や清元と同様に、常磐津節の演者は「太夫(たゆう)」とよばれる語りの担当と三味線を演奏する「三味線方(しゃみせんかた)」から構成されます。使用される三味線は、竹本(義太夫節)の太棹と長唄の細棹の中間の「中棹(ちゅうざお)」を使用します。「清元節(きよもとぶし)」とは対照的に、ゆったりとして重厚な曲調に特徴があります。

舞台上で演奏する常磐津の太夫と三味線方

『積恋雪関扉』
国立劇場所蔵(NA090260)