ユネスコ無形文化遺産 歌舞伎への誘い INVITATION TO KABUKIユネスコ無形文化遺産 歌舞伎への誘い INVITATION TO KABUKI

役柄と俳優

三浦屋揚巻みうらやあげまき

登場する演目 | 『助六由縁江戸桜(すけろくゆかりのえどざくら)』

役柄

女方のなかでも、美貌と教養を兼ね備えた格式の高い遊女の役柄が「傾城(けいせい)」です。吉原の花魁・揚巻は最高位の傾城で、恋人をののしる金持ちの客に悪態をつきます。

扮装

『助六曲輪菊』「三浦屋格子先の場」
国立劇場(Y_E0100083000086)

節句など、縁起の良い絵柄などが縫い取られた豪華な打掛を着て、身体の前に垂らす帯を付けます。鬘には簪(かんざし)や笄(こうがい)、櫛(くし)など合計20本近くの髪飾りが使用され、豪華な装いを際立たせています。下駄は20センチ以上の高さがあり、重さは3キロ近くもあります。江戸時代、傾城が練り歩く「道中」の時に実際に履いていた下駄をもとにして作られています。

『助六曲輪菊』「三浦屋格子先の場」
国立劇場(Y_E0100083000086)