ユネスコ無形文化遺産 文楽への誘い An introduction to BUNRAKU

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舞台の仕組み

下手から舞台を見る
下手から舞台を見る
  • 三の手摺:本手摺
  • 船底
  • 二の手摺
  • 一の手摺
  • 客席
  • 床
舞台の断面図(家の場面の例)

舞台は「手摺(てすり)」という板で、上手(かみて)から下手(しもて)まで仕切られています。客席に近い「一の手摺」は、舞台の縁を示す目印。奥にある「二の手摺」の後ろは「船底」といい、舞台の表面よりも一段低くなっています。高い下駄を履いた人形遣いが船底に立つと、人形はちょうど地面の上にいるように見えます。さらに奥には「三の手摺(本手摺)」があり、その後ろは船底より高くなっています。ここへ人形遣いが立つと、たとえば屋内の場面なら、人形は地面より高い畳や床の上にいるように見えるのです。
 

舞台写真おもな出演者
平成26年(2014年)4月
国立文楽劇場 第134回文楽公演
『菅原伝授手習鑑』喧嘩の段
[太夫]
豊竹 咲甫太夫
[三味線]
野澤 喜一朗
[人形役割]
女房千代:吉田 清五郎
女房春:桐竹 勘壽
松王丸:【3】桐竹 勘十郎
梅王丸:吉田 文司
撮影者:青木 信二