森(守)田座【もりたざ】の座元【ざもと】の家柄【いえがら】です。座元とは、その芝居小屋【しばいごや】に関するすべてに責任をもつ経営者のような立場です。森(守)田座の座元は、代々森(守)田勘弥【もりたかんや】を名乗りました。中には俳優を兼ねた人もいます。10代目勘弥の時に、「森田」から「守田」に改めました。
明治時代の12代目守田勘弥は、歌舞伎の近代化に大きな影響を与【あた】えた人物の一人です。江戸時代には猿若町【さるわかまち(ちょう)】にあった守田座を新富町【しんとみちょう】に移し、後に名前を新富座【しんとみざ】と改めました。劇場内でガス灯を照明に使用したのは、新富座が最初です。息子の13代目守田勘弥から俳優を専門としています。
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関連項目
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【さるわかまち(ちょう)】
【SARUWAKAMACHI(CHO)】
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