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宙乗り

【ちゅうのり】

【CHUNORI】

 
宙乗り 『義経千本桜』市川右近の源九郎狐 2005年(平成17年)7月国立劇場
 俳優の体をワイヤーで吊【つ】り上げ、空中を飛んで劇場内を移動するケレン味のある演出をいいます。妖術使【ようじゅつつか】いや亡霊【ぼうれい】、動物の化身などの役で多く使われます。一般的【いっぱんてき】には、スッポンのあたりからスタートし、花道【はなみち】の上を通って3階の客席に引っ込【こ】みます。その他には舞台【ぶたい】を下手【しもて】から上手【かみて】に移動する場合もあります。
 映像は『義経千本桜【よしつねせんぼんざくら】』の「河連法眼館【かわつらほうげんやかた】の場」です。源九郎狐【げんくろうぎつね】が親狐にゆかりの鼓をもらい、喜んで去っていく様子を宙乗りで表現しています。
 江戸時代にはすでに行われていましたが、明治以降は少なくなり、又現在では盛んに行われるようになりました。

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