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初代竹田出雲
竹田出雲(不明~1747)。江戸時代中期に活躍【かつやく】した人形浄瑠璃【にんぎょうじょうるり】の作者であり、竹本座【たけもとざ】の座元【ざもと】です。竹本座は大坂道頓堀【どうとんぼり】にあった人形浄瑠璃の芝居小屋【しばいごや】です。また座元とは、その芝居小屋に関するすべてに責任をもつ経営者のような立場をいいます。
作者としての出雲は、近松門左衛門【ちかまつもんざえもん】の指導によって作品を書き始めたようです。『菅原伝授手習鑑【すがわらでんじゅてならいかがみ】』は、出雲が中心となって書いたといわれています。
息子も人形浄瑠璃【にんぎょうじょうるり】の作者であり竹本座の座元で、後に2代目竹田出雲を名乗りました。『仮名手本忠臣蔵【かなでほんちゅうしんぐら】』や『義経千本桜【よしつねせんぼんざくら】』などの作品に関わったといわれています。
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関連項目
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【かなでほんちゅうしんぐら】
【KANADEHONCHUSHINGURA】
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【すがわらでんじゅてならいかがみ】
【SUGAWARADENJUTENARAIKAGAMI】
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【ちかまつもんざえもん】
【CHIKAMATSUMONZAEMON】
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【にんぎょうじょうるり】
【NINGYOJORURI】
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【よしつねせんぼんざくら】
【YOSHITSUNESEMBONZAKURA】