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新歌舞伎

【しんかぶき】

【SHINKABUKI】

 
  • 代表的な新歌舞伎の一つ『沓手鳥孤城落月』 3代目中村橋之助の秀頼 7代目中村芝翫の淀の方 2代目中村又五郎の正栄尼 1998年(平成10年)12月国立劇場(Y_E0100211000105)
 一般的【いっぱんてき】に明治時代中期から太平洋戦争の最中までに書かれた作品を指します。
 江戸時代から明治までの歌舞伎の脚本【きゃくほん】は、歌舞伎を専門に書く狂言作者【きょうげんさくしゃ】らによって作られてきました。ところが河竹黙阿弥【かわたけもくあみ】が1893年(明治26年)に亡くなると、その後有力な狂言作者が現れませんでした。そうした事情もあって、文学者や小説家の作品が歌舞伎で上演されるようになったのです。このような作品を新歌舞伎といいます。
 新歌舞伎は、近代的な思想や人間像を歌舞伎の手法で表現しているのが特徴【とくちょう】です。大正時代に全盛期を迎【むか】え、菊池寛【きくちかん】や池田大伍【いけだだいご】、谷崎潤一郎【たにざきじゅんいちろう】などが作品を提供しました。現在でも岡本綺堂【おかもときどう】作の『修禅寺物語【しゅぜんじものがたり】』や坪内逍遙【つぼうちしょうよう】作の『沓手鳥孤城落月【ほととぎすこじょうのらくげつ】』など、多くの作品が上演されています。

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