文化デジタルライブラリーとは
サイトマップ
お問い合わせ
トップ
舞台芸術教材で学ぶ
公演記録を調べる
収蔵資料を見る
キーワード検索
歌舞伎
文楽
演目解説
日本の伝統音楽
能楽
民俗芸能
琉球芸能
雅楽
声明
大衆芸能
TOP
>
舞台芸術教材で学ぶ
>
歌舞伎
> 歌舞伎事典
あ
か
さ
た
な
は
ま
や
ら
わ
さ
Sa
し
Si
す
Su
せ
Se
そ
So
獅子物
【ししもの】
【SHISHIMONO】
『春興鏡獅子』7代目尾上梅幸の獅子の精 1972年(昭和47年)3月国立劇場(Y_E0100048000084)
能【のう】の『石橋【しゃっきょう】』という作品をもとにして作られた舞踊【ぶよう】のことで、石橋物【しゃっきょうもの】とも呼ばれます。『石橋』には、中国の聖地清涼山【せいりょうざん】に住む霊獣【れいじゅう】の獅子【しし】が登場します。歌舞伎では、この獅子を古くから舞踊に取り入れてきました。演出は年代の古いほど能の影響【えいきょう】は少なく、近代になるにしたがって能に近くなっていきました。
安永年間【あんえいねんかん】(1772~81年)以前は、舞踊は女方【おんながた】の芸とされていたので、勇ましく獅子の毛を振【ふ】る演出はありませんでした。しかし立役【たちやく】も舞踊を踊【おど】るようになってくると、隈取【くまどり】をして白頭【しろがしら】や赤頭【あかがしら】の長い毛を振るようになりました。
現在でも『春興鏡獅子【しゅんきょうかがみじし】』(通称『鏡獅子』)や『連獅子【れんじし】』などが、盛んに上演されます。
おすすめコンテンツ
能・世阿弥
歌舞伎への誘い
はじめての歌舞伎
歌舞伎舞踊
関連項目
女方
【おんながた(おやま)】
【ONNAGATA】
隈取
【くまどり】
【KUMADORI】
立役
【たちやく】
【TACHIYAKU】
能
【のう】
【NOH】
前の用語
次の用語
ページの先頭に戻る