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解脱

【げだつ】

【GEDATSU】

 
 歌舞伎十八番【かぶきじゅうはちばん】の一つ。
 1760年(宝暦【ほうれき】10年)、4代目市川團十郎【いちかわだんじゅうろう】が初めて演じたといわれています。4代目團十郎は、景清【かげきよ】の亡霊【ぼうれい】を演じました。最初は娘姿【むすめすがた】で登場して景清の怨念【おんねん】を見せた後、亡霊の本性をあらわすという内容だったようです。
 長い間上演されませんでしたが、1915年(大正4年)に2代目市川左團次【いちかわさだんじ】が復活させました。最近では、12代目團十郎が1992年(平成4年)に国立劇場【こくりつげきじょう】で演じています。

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