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狂言作者

【きょうげんさくしゃ】

【KYOGENSAKUSHA】

 
  • 台本を手にする狂言作者河竹新七(後の河竹黙阿弥) 国貞画
 もともとは歌舞伎の脚本【きゃくほん】を書く作者のことを指します。歌舞伎の初期には短い一幕物【ひとまくもの】の「放れ狂言【はなれきょうげん】」が上演され、俳優が作者も兼ねていました。その後、長い物語を複数の幕に分けて演じる「続き狂言【つづききょうげん】」が定着しました。元禄【げんろく】時代には初代市川團十郎【いちかわだんじゅうろう】(ペンネームは三升屋兵庫【みますやひょうご】)などの俳優が作品を書く一方で、俳優から独立した狂言作者が登場してきます。次第にストーリーが複雑化してきたため専門の作者が必要となってきたためです。近松門左衛門【ちかまつもんざえもん】は、狂言作者の先駆【さきが】けとして歴史に名を残しています。
 現在の狂言作者は、柝【き】を打って開幕を知らせるなど、主に舞台【ぶたい】の進行の管理などを担当しています。

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関連項目

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