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河庄

【かわしょう】

【KAWASHO】

 
  • 「河庄」 紙屋治兵衛(3代目中村鴈治郎) 撮影 岩田アキラ
  • 「河庄」 左から、紙屋治兵衛(3代目中村鴈治郎)、粉屋孫右衛門(5代目中村富十郎)、紀の国屋小春(2代目片岡秀太郎) 撮影 岩田アキラ
 近松門左衛門【ちかまつもんざえもん】作の人形浄瑠璃【にんぎょうじょうるり】、『心中天網島【しんじゅうてんのあみじま】』が原作で、後に書き換【か】えた『心中紙屋治兵衛【しんじゅうかみやじへえ】』を歌舞伎に移したものです。「河庄」の場面のみが抜【ぬ】き出されて上演されることが多く、場名がそのまま作品の通称となっています。
 妻子ある紙屋治兵衛【かみやじへえ】と遊女小春【こはる】の恋【こい】と心中の物語で、「河庄」では、弟治兵衛と別れるよう小春に頼む兄孫右衛門【まごえもん】、治兵衛の妻おさんに義理立てして治兵衛と別れる覚悟【かくご】を決める小春、そして未練を残しつつ小春のもとを去る治兵衛の姿が巧【たく】みな心理描写【びょうしゃ】で描【えが】かれます。
 主人公の治兵衛は、和事【わごと】を代表する役の一つに数えられます。

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