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燕手をつける5代目松本幸四郎 一雄斎国貞画
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燕手(『戯場訓蒙図彙』より)
立役【たちやく】の鬘【かつら】の種類の一つです。月代【さかやき】という、江戸時代の男性が普通は剃【そ】っていた額の部分の毛を伸【の】ばし、燕【つばめ】の翼【つばさ】のように髷【まげ】の両側に張り出した形をしています。『伽羅先代萩【めいぼくせんだいはぎ】』の仁木弾正【にっきだんじょう】など時代物【じだいもの】の実悪【じつあく】や凄【すご】みのある役に使われます。
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関連項目
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【めいぼくせんだいはぎ】
【MEIBOKUSENDAIHAGI】