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謡がかり

【うたいがかり】

【UTAIGAKARI】

 
謡がかり 『京鹿子娘道成寺』7代目中村芝翫の花子 1990年(平成2年)3月国立劇場
 長唄【ながうた】の中で、能【のう】の謡を取り入れた箇所【かしょ】をいいます。謡とは能の声楽部分で、セリフも含【ふく】めて歌われているパートを意味しています。また「かかり」とは、他の種類の曲風に似せることを指します。
 映像は、代表的な女方舞踊『京鹿子娘道成寺【きょうがのこむすめどうじょうじ】』です。長唄の「花【はな】の外【ほか】には松ばかり」からの部分が、謡がかりです。この部分は、舞踊の所作【しょさ】にも能の足取りを取り入れています。

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関連項目

  • 長唄

    【ながうた】 【NAGAUTA】
  • 【のう】 【NOH】
  • 京鹿子娘道成寺

    【きょうがのこむすめどうじょうじ】 【KYOGANOKOMUSUMEDOJOJI】

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