歌舞伎十八番【かぶきじゅうはちばん】の一つ。
1718年(享保【きょうほう】3年)、2代目市川團十郎【いちかわだんじゅうろう】が初めて演じました。「外郎」とは、中国から渡【わた】ってきて小田原で売り出されたのどに効き、頭がすっきりして、口の動きがよくなる薬といわれています。その薬を売り歩く商人が、外郎売です。
荒事【あらごと】の芸の一つに長いセリフをよどみなくしゃべる、というものがあります。2代目團十郎は、外郎売の宣伝のセリフをとても長い早口言葉にして、人気を得ました。
1922年(大正11年)に独立した作品として復活されました。現在演じられているものは、1980年(昭和55年)に12代目團十郎が復活したものです。
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関連項目
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【いちかわけ(だんじゅうろうけい)】
【ICHIKAWAKE(DANJUROKEI)】
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【いちかわだんじゅうろう】
【ICHIKAWADANJURO】
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【かぶきじゅうはちばん】
【KABUKIJUHACHIBAN】