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妹背山婦女庭訓

【いもせやまおんなていきん】

【IMOSEYAMAONNATEIKIN】

 
  • 舞台の美しさでも有名な「吉野川の場」 7代目中村芝雀の雛鳥 3代目中村鴈治郎(4代目坂田藤十郎)の定高 4代目中村梅玉の久我之助 9代目松本幸四郎の大判事 1996年(平成8年)11月国立劇場(Y_E0100200000213)
 1771年(明和【めいわ】8年)大坂竹本座【おおさかたけもとざ】で人形浄瑠璃【にんぎょうじょうるり】の作品として初演されました。近松半二【ちかまつはんじ】ら作の全五段の時代物【じだいもの】です。大好評だったため同じ年に大坂で歌舞伎に移されました。義太夫狂言【ぎだゆうきょうげん】の名作の一つです。
 藤原鎌足【ふじわらのかまたり】らが蘇我入鹿【そがのいるか】を倒【たお】した大化の改新【たいかのかいしん】を、大和国【やまとのくに】(現在の奈良県【ならけん】)のさまざまな伝説を織り交ぜて脚色【きゃくしょく】しています。
 現在では、「吉野川の場【よしのがわのば】」と「三笠山御殿の場【みかさやまごてんのば】」がたびたび上演されます。

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関連項目

  • 女方

    【おんながた(おやま)】 【ONNAGATA】
  • 義太夫狂言

    【ぎだゆうきょうげん】 【GIDAYUKYOGEN】
  • 人形浄瑠璃

    【にんぎょうじょうるり】 【NINGYOJORURI】
  • 時代物

    【じだいもの】 【JIDAIMONO】

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