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市村座

【いちむらざ】

【ICHIMURAZA】

 
  • 猿若町時代の市村座 『東都繁栄乃図』国立劇場所蔵(61793)
 江戸時代から続いた芝居小屋【しばいごや】。1667年(寛文【かんぶん】7年)頃【ごろ】、初代市村宇左衛門【いちむらうざえもん】が、芝居小屋を買い取り「市村座」と名づけたのが始まりといわれています。
 1842年(天保【てんぽう】13年)に、葺屋町【ふきやまち】から猿若町【さるわかまち(ちょう)】へ、その後1892年(明治25年)には、下谷二長町【したやにちょうまち】へと移転しました。この場所で、大正から昭和初期にかけて、初代中村吉右衛門【なかむらきちえもん】や6代目尾上菊五郎【おのえきくごろう】が活躍【かつやく】しました。
 1932年(昭和7年)に焼失し、再興されることはありませんでした。

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