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市村家

【いちむらけ】

【ICHIMURAKE】

 
  • 15代目市村羽左衛門 『源平布引滝』「九郎助住家」斎藤実盛 1941年(昭和16年)4月歌舞伎座 国立劇場所蔵(002213)
 市村座【いちむらざ】の座元【ざもと】の家柄【いえがら】です。座元とは、その芝居小屋【しばいごや】に関するすべてに責任をもつ経営者のような立場です。市村座の座元は、代々市村羽(宇)左衛門【いちむらうざえもん】を名乗りました。中には俳優を兼ねた人もいます。坂東彦三郎家【ばんどうひこさぶろうけ】と古くから親戚【しんせき】関係にありました。
 15代目市村羽左衛門からは、俳優を専門としました。15代目羽左衛門は、明治から昭和にかけて活躍【かつやく】した俳優です。二枚目【にまいめ】を得意とし、爽【さわ】やかなセリフ回しで人気を集めました。

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