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市川團十郎[初代]

【いちかわだんじゅうろう】

【ICHIKAWADANJURO】

 
  • 初代市川團十郎 『市川團十郎の代々』国立劇場所蔵(04133)
 市川團十郎[初代](1660~1704)。元禄【げんろく】時代の江戸随一【ずいいち】の人気俳優で、荒事【あらごと】の創始者として歴史に名を残しています。初舞台【ぶたい】は1673年(延宝【えんぽう】元年)の『四天王稚立【してんのうおさなだち】』で、この時に團十郎が隈取【くまどり】をとり全身を赤く塗【ぬ】って坂田金時【さかたのきんとき】役を演じたのが荒事のはじまりとされています。
 狂言作者【きょうげんさくしゃ】としても活躍【かつやく】し、「三升屋兵庫【みますやひょうご】」のペンネームで多くの作品を書き、自ら演じました。

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