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日本音楽の音階には、テトラコードがはっきりせず、「ドとソ」が音の動きの上で重要になり、第4度の「ファ」と第7度の「シ」を使わない場合があります。雅楽や声明、民謡、民俗芸能に多く見られ、このような第4度と第7度を使わない音階には、伝統音楽では「呂(りょ)音階」と「呂陰(りょいん)音階」があります。また、同じ音階の近代的な展開として「ヨナ抜き長音階」と「ヨナ抜き短音階」があります。

参考/第4度と第7度に注目
「呂」という言葉は、「律」とともに、中国から入ってきました。第4度と第7度を使わない「呂音階」「呂陰音階」は、以前には「律音階」の変種、「都節音階」の変種と呼ばれていたものです。明治初期には音階名を「ドレミファソラシ」ではなく、「ヒフミヨイムナ」と呼んでいたため、第4度と第7度を使わない音階は「ヨナ抜き」とも呼ばれるようになりました。

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