
沖縄県全域や与論島(よろんじま)、沖永良部島(おきのえらぶじま)で多く使われている音階です。
楽譜の通り、「琉球音階」は、
「ド―ミ―ファ ソ―シ―ド」で構成されます。キーボードで見ると同じ間隔を繰り返していることがわかります。このような音の組み合わせを音楽用語では「長3度+短2度」と言います。沖縄の他、台湾、インドネシア、インド、ブータン、チベットなどにもみられ、アジアに広く分布しています。
※ここで紹介する音階分析の基本概念は、
小泉文夫(こいずみふみお)氏[1927-1983]の音階理論によるものです。
(「基本となる4つの音階」参照)

