謡曲(ようきょく)

謡曲とは、能の声楽部分のことで、謡(うたい)とも呼ばれています。主人公のシテやその相手役のワキなどによって謡われる「役謡(やくうたい)」と、登場人物以外の演者たちによって斉唱される「地謡(じうたい)」で構成されます。フシの部分と、コトバの部分がありますが、コトバ部分にも一定の抑揚があり、演劇の「せりふ」とは異なります。また、フシ部分にはリズムに乗る「拍子合 (ひょうしあい)」と、リズムに乗らない「拍子不合(ひょうしあわず)」があります。謡曲の詞章は、七五調を基本に、八拍で一句を構成しています。今日に至る能の基礎は、室町時代、将軍の足利義満(あしかがよしみつ)*1[1358-1408]に庇護された観阿弥(かんあみ)、世阿弥(ぜあみ)の父子が築きました。

《コラム》「寺子屋の教材にもなった謡曲」

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