声明(狭義)(しょうみょうきょうぎ)

奈良仏教に続いて、平安時代に新仏教が伝来し、声明にも新しい流れが生まれます。804年[延暦23年]、遣唐使(けんとうし)*1の留学僧として、最澄(さいちょう)[767-822]と空海(くうかい)[774-835]が*2に渡りました。帰国後、最澄は比叡山(ひえいざん)で天台宗を、空海は高野山で真言宗を開きます。声明も、この2つの宗派を大きな流れとして展開します。

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『文明四年版 声明集』 上野学園大学 日本音楽史研究所所蔵

文明四年版 声明集

この高野山版の真言声明集は、日本最古の印刷楽譜です。『如来唄(にょらいばい)』で唱える言葉「如来、妙、色、身…」の近くに記された点や線は旋律の動きを示し、「墨譜/博士(はかせ)」と呼ばれます。墨譜が長く右上まで続いていることから、この曲は、装飾的な音型で長く引き伸ばされる事がわかります。

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