朗詠(ろうえい)

朗詠は、漢詩の詞章に曲節を付け、自由なリズムで歌われます。平安時代以降は、管絃*1の遊びの折などに行われました。その詞章となる詩歌を集めたものに『和漢朗詠集 (わかんろうえいしゅう)』*2などがあります。現在では、催馬楽と同様に、管絃の演奏会で取り上げられています。伴奏は、笙(しょう)、篳篥(ひちりき)、龍笛(りゅうてき)の三管です。

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『朗詠要抄』天理大学附属天理図書館所蔵

朗詠要抄

詞章は漢字とカタカナによる表記です。詞章の左に記された点や線は旋律の動きを示し、「墨譜/博士(はかせ)」と呼ばれます。短い記号は1音節に1音の旋律と等拍のリズムを示し、長い記号は、1音節に複数音の旋律と無拍のリズムを示し、等拍と無拍のリズムが混在していることがわかります。赤い丸印は句の区切れを示します。

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