今様(いまよう)

今様は、平安時代中期から鎌倉時代初期にかけて流行した歌謡です。今様とは「当世風」という意味で、白拍子(しらびょうし)*1などが歌い、伴奏楽器には、鼓、笛や笙などが用いられ、貴族から庶民まで広く愛好されました。歌は、七五調の4句*2を基本としていることが特徴です。今様歌謡の集成として『梁塵秘抄(りょうじんひしょう) *3』が知られています。

《コラム》紫式部や清少納言も愛好した?

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『長生殿(ちょうせいでん)』

雅楽紫絃会 句頭・一ノ句/安斎省吾、句頭・二ノ句/大窪永夫、句頭・三ノ句/山田清彦、歌/多忠麿、芝祐靖、東儀俊美、東儀良夫、東儀兼彦、東儀勝、岩波滋、上明彦、豊英秋
1978年[昭和53年]10月13日 第6回日本音楽の流れ「歌いもの」
国立劇場小劇場

長生殿(ちょうせいでん)

2:29

【解説】

各句のはじめに「ヤ」という囃しことばが入るあたりに、庶民から発生した歌謡らしさが感じられます。今様は宮内庁楽部のレパートリーではありませんが、公家たちの手で伝承されてきたため、旋律の上で朗詠などと深い関連があります。

【詞章】

句頭:ヤ。
一ノ句:長生殿のヤ。
助音:裏(うち)にこそ。

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