舞台芸

人形芝居にんぎょうしばい

 人形のルーツは、人の代わりに厄災(やくさい)を受けるために作られたと考えられる古代の土偶(どぐう)にあり、さまざまな神事に取り込まれていく中で、人の代わりに演じる人形へと芸能化していきました。こうした人形による芸能は、さまざまな遣い方や演出で行われる人形芝居として各地に伝わっています。 特に大阪で生まれた人形浄瑠璃文楽(にんぎょうじょうるりぶんらく)のように1体の人形を3人で遣う人形芝居は各地に受け継がれており、その地名をつけて「〇〇(地名)文楽」などとよばれ、地域の祭礼や行事などと結びついて演じられています。

    ページの先頭に戻る