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かつて大寺院で行われた舞楽を伴う法要がこの地に伝わり、現在の舞楽で失われた「菩薩」をうかがわせる舞が残るといわれます。舞台では、腰に鞨鼓をつけた両撥(ばち)の2体の釈迦(しゃか)、同じく腰に鞨鼓をつけた片撥に振鼓(ふりつづみ)を持った2体の大日(だいにち)、手に印を結んだ2体の阿弥陀(あみだ)が、雅楽曲に合わせてゆっくりと上品に舞います。国の重要無形民俗文化財としては、松尾寺の仏舞の名称で指定されています。
京都府舞鶴市松尾(まつのお)・松尾寺(まつのおでら)
松尾寺仏舞保存会
卯月8日(新暦5月8日)
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