獅子

二人立獅子・伎楽系獅子ふたりだちしし・ぎがくけいしし

 一般に“獅子舞”というとこの獅子を思い浮かべる方が多いと思います。大陸より伝わった伎楽(ぎがく)の演目として演じられた獅子が各地に広まったもので、獅子頭に大きな布を胴体としておもに2人(芸能によってはそれ以上)で演じることから二人立獅子、また伎楽系獅子などとよばれます。獅子と曲芸、軽業などが結びついた大神楽として各地を巡回したことで、より広い地域の芸能に影響を与えています。

代神楽
『人倫訓蒙図彙』第7巻
国立国会図書館所蔵(寄別13-58)

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