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長寿を意味する「遐齢延年(かれいえんねん)」という言葉から名づけられたといいます。寺院における法会(ほうえ)のあとの余興や貴賓客のための宴で、僧侶や稚児(ちご)などの寺院の人々が、人々の千秋万歳(せんしゅうばんぜい:永い繁栄や長寿)を祈るために、舞楽や猿楽、田楽などのさまざまな歌舞を演じました。平安時代中期頃から始められ、大寺院で盛んに行われましたが、室町時代後期には廃れ、現在では地方の寺院にわずかに受け継がれています。
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