神楽

湯立神楽ゆたてかぐら

 神前に据えた釜で沸かした湯を振りかけることで人々や場を清める湯立(ゆたて)や、邪気を祓(はら)い場を清める足踏みである反閇(へんばい)など、霊力的な要素の強い行いがもとになっていると考えられています。また霜月(しもつき:旧暦11月)に行われることが多いことから霜月神楽ともよばれます。

大釜に湯を立てた神楽の様子
『伊勢参宮名所図会』第5巻
国立国会図書館所蔵(特1-274)

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