伊勢神宮（三重県）や熱田神宮（愛知県）の神の威徳（いとく）を帯びた獅子頭をもって各地を巡回してお祓（はら）いをする大神楽や、権現様（ごんげんさま）とよぶ、御神体である獅子頭を用いて舞う権現舞（ごんけんまい）を中心にさまざまな演目を舞う東北地方に伝わる山伏神楽（やまぶしかぐら）の系統があります。また大神楽から、獅子頭をかぶって女方を演じる獅子芝居が生まれました。