田楽
田遊びたあそび

稲作の作業を始まりから演じることで、その年の豊作を予祝する神事をいい、おもに新春(新年)に行われます。田に神の力をあたえ、また穀物に活力をあたえることを願います。田おこし、田植え、稲刈りなどの様子・仕草を演じるほか、多くの田遊びでは牛や馬による耕作の場面があり、見せ場のひとつとなっています。また地域によって、御田(みた・おんた・おんだ)、田植祭(たうえまつり)などよび方はさまざまです。
古くは、宗教的な歌舞や音楽のことを“あそび”といったことから、このようによばれます。