おもに現在の北海道を中心とした北方地域の先住民であるアイヌ民族が育んできた文化のひとつに、カムイ(神)への儀式や、日常生活のさまざまな場面で行われる歌や踊があります。こうした歌や踊は、アイヌの人々が暮らす各地で受け継がれており、自分たちが楽しむだけでなく、カムイとともに楽しみ、またカムイへの感謝の意を示す表現方法でもありました。