文化デジタルライブラリー

人形浄瑠璃 文楽 BUNRAKU

あらまし

どんな役割?

文楽は、物語を語る「太夫(たゆう)」と三味線を弾く「三味線弾き(しゃみせんひき)」、そして人形を動かす「人形遣い(にんぎょうつかい)」という3つの役割に分かれます。これを三業(さんぎょう)とよびます。

太夫

竹本 織太夫[6]

物語の語り手を「太夫」とよびます。太夫は、場面の説明や人物のセリフなど、物語の全てを1人で語ります。物語に描かれる情景や人物の感情を、抑揚や緩急を凝らして聞き手に鮮明に伝えます。文楽は大坂で生まれた芸能なので、そのイントネーションは近世の大坂言葉を基本としています。

三味線弾き

鶴澤 藤蔵[2]

三味線の演奏者を「三味線弾き」とよびます。多彩な音色で情景や心情を表現するだけでなく、ときに太夫の語りを補い、助け、リードするパートナーとなり、ときに物語を演出する役割も果たします。

人形遣い

吉田 玉助[5]

吉田 一輔

文楽では人形を動かすことを「遣う(つかう)」といい、人形を遣う人を「人形遣い」とよびます。もとは1体の人形を1人で遣っていましたが、工夫を凝らす中で1体の人形を「主遣い(おもづかい)」「左遣い(ひだりづかい)」「足遣い(あしづかい)」の3人で遣う「三人遣い」となりました。
3人で遣うことで、より人間に動きが近づくだけでなく、人形だからこそできる動きもあり、物語を豊かに表現することができます。

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