文楽編・菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)

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ひもとく | 作品の概要

四段目 天拝山の段

  • あらすじ
  • 鑑賞のポイント
  • 詞章
  • 流罪となった筑紫国で藤原時平の悪だくみを知り、菅丞相は雷神となるのでした。

    平成14(2002)年5月<br>国立劇場小劇場 第139回文楽公演<br>『菅原伝授手習鑑』 天拝山の段<br>梅王丸: 吉田 玉女<br>鷲塚平馬: 吉田 清五郎<br>菅丞相: 吉田 玉男<br>公演記録写真(Y_D0100139022019)

    菅丞相(かんしょうじょう)の世話をするため筑紫国(つくしのくに)まで来た白太夫(しらたゆう)。丞相の身の回りの世話をし、穏やかな生活を送っていました。今日は白太夫が曳く牛の背に揺られながら、近くの安楽寺(あんらくじ)へ梅の花を見に出掛けた菅丞相。そこに斬り合いの騒ぎが起こり、梅王丸(うめおうまる)が相手を取り押さえます。その者は時平(しへい)の家来・鷲塚平馬(わしづかへいま)で、丞相の暗殺を命じられていたのです。

    平馬の口から、帝(みかど)や法皇を押し込め天下を覆(くつがえ)そうとする時平の野望があることを聞くと、丞相はたちまち怒りの形相となり、手にした梅の枝で平馬の首を打ち落とします。初段や二段目の姿からは一変、雷神となった丞相は、太宰府を望む天拝山(てんぱいざん)に駆け登り、ここから京の都へと飛び去るのでした。

  • 菅丞相が怒れる怨霊の姿に変貌

    平成14(2002)年5月<br>国立劇場小劇場 第139回文楽公演<br>『菅原伝授手習鑑』 天拝山の段<br>菅丞相: 吉田 玉男<br>公演記録写真(Y_D0100139022032)

    この段の菅丞相(かんしょうじょう)は、それまでの高貴で穏やかな姿とはかなり違った様子をしています。まず髪や髭が伸びており流人であることが印象づけられます。そして時平(しへい)の悪事を知ると劇的な変化が起き、口から火まで噴くのです。このあたりは小道具の見せ場で、人形芝居ならではの面白さといえるでしょう。

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    1. 四段目 天拝山の段(詞章 P.1)
    2. 四段目 天拝山の段(詞章 P.2)
    3. 四段目 天拝山の段(詞章 P.3)
    4. 四段目 天拝山の段(詞章 P.4)
    5. 四段目 天拝山の段(詞章 P.5)
    6. 四段目 天拝山の段(詞章 P.6)
    7. 四段目 天拝山の段(詞章 P.7)
    8. 四段目 天拝山の段(詞章 P.8)
    9. 四段目 天拝山の段(詞章 P.9)
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作品の概要
  • 初段
    • 大内の段
    • 加茂堤の段
    • 筆法伝授の段
    • 築地の段
  • 二段目
    • 道行詞甘替
    • 安井汐侍の段
    • 杖折檻の段
    • 東天紅の段
    • 丞相名残の段
  • 三段目
    • 車曳の段
    • 茶筅酒の段
    • 喧嘩の段
    • 桜丸切腹の段
  • 四段目
    • 天拝山の段
    • 北嵯峨の段
    • 寺入りの段
    • 寺子屋の段
  • 五段目
    • 大内天変の段
名場面集
  • 許されぬ勘当
  • 菅丞相の涙
  • 菅丞相と苅屋姫との別れ
  • 白太夫と八重の悲嘆
  • 緊迫の首実検
  • 切なさ極まるいろは送り
作中の人間ドラマ
  • 3兄弟の運命
  • 親子の別れ
  • 師弟関係
主要人物相関図 知っておきたい基礎知識

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