文楽編 仮名手本忠臣蔵 Kanadehon Chushingura

  • サイトマップ
  • クレジット
  • このサイトについて
  • 索引
  • English
  • 早わかり
  • 背景を知る
  • ひもとく
  • ひろがり
  • よもやま
前のページにもどる

ひもとく 人物相関図

  • 全体の相関図
  • 判官をめぐる人々
  • 勘平をめぐる人々
  • 由良助をめぐる人々
塩谷家の家臣 早野勘平 塩谷家の腰元 おかる 塩谷家の諸士頭 原郷右衛門 塩谷家の家臣 千崎弥五郎 九太夫の子 斧定九郎 おかるの父 与市兵衛 おかるの母 与市兵衛女房 祇園一文字屋の主人 一文字屋才兵衛
早野勘平
早野勘平

塩谷判官の家臣。判官の刃傷事件の際、恋人おかるとの逢瀬のために居合わせなかった失態への後悔から、おかるの実家へ退き猟師をしています。猪と間違えて舅を撃ったと思い込み切腹しますが、犯人は勘平でないことが判明。敵討ちの連判に加えられ、血判を押して息絶えます。

モデルとされる人物

赤穂藩浪人の敵討ちの盟約(めいやく)に参加しながら、他家への仕官を勧める父親との板挟みとなって自害した萱野三平重実(かやのさんぺいしげざね)を直接のモデルとしています。「勘平」の名は、吉良邸に討ち入った横川勘平(よこかわかんぺい)に基づくものでしょう。また、遊女と心中した橋本平左衛門(はしもとへいざえもん)を重ねあわせているともいわれます。

閉じる
おかる
おかる

塩谷家の腰元。同じ家中の早野勘平とは恋仲です。自分との逢瀬のため刃傷事件に居合わせなかった不忠を悔やむ勘平を伴い、京の郊外・山崎の実家へ戻ります。勘平が再び武士に戻る金を工面するため、祇園町の一文字屋へ身を売りましたが、その後、再会した兄・寺岡平右衛門から、勘平の死を知らされ絶望します。大星由良助のはからいにより、高師直の手先となって由良助の動向をさぐる斧九太夫を討って、亡き勘平の手柄としました。

モデルとされる人物

赤穂藩の国家老・大石内蔵助が京・山科に囲っていた愛妾で、京二条寺町二文字屋次郎左衛門(にもんじやじろうざえもん)の娘・阿軽(おかる)といわれています。

閉じる
原郷右衛門
原郷右衛門

塩谷家の諸士頭。千崎弥五郎とともに京の郊外・山崎の早野勘平を訪れ、切腹した勘平の名を連判に記し血判させます。

モデルとされる人物

赤穂藩の足軽頭・原惣右衛門元辰(はらそうえもんもととき)。刃傷事件後の第二便急使として、内匠頭(たくみのかみ)切腹当日夜に江戸を出発し5日後に赤穂に伝えました。大石内蔵助が信頼を置いた人物といいます。

閉じる
千崎弥五郎
千崎弥五郎

塩谷家が取り潰しとなった後、浪人となった弥五郎は、山崎街道の暗闇で、元同僚で今は猟師になっている早野勘平と出会い、敵討ちの企てを教えます。原郷右衛門とともに勘平の住家を訪れ、切腹した勘平を敵討ちの連判状に加えます。のち、祇園一力茶屋で遊びにふける大星由良助の行動を見かねていさめます。

モデルとされる人物

はじめ美作国(みまさかのくに)津山藩森家に仕え、森家改易のため浅野家に仕えた、神崎与五郎則休(かんざきよごろうのりやす)がモデルとされます。竹平(ちくへい)と号して俳人として知られました。また、大酒家としても有名です。

閉じる
斧定九郎
斧定九郎

大星由良助とともに塩谷家の家老であった斧九太夫の息子。塩谷家取り潰し後、盗賊となっています。山崎街道で百姓の老人を襲って殺害し、50両の金を手に入れました。それもつかの間、猟師として猪を狙っていた早野勘平の鉄砲に撃たれて死にます。

モデルとされる人物

斧九太夫のモデルが大野九郎兵衛(おおのくろべえ)といわれるので、定九郎は、その息子・郡右衛門(ぐんえもん)ということになります。しかし、由良助と九太夫の対比と同様、連判に加わるのに必死な勘平と山賊になり果てたの定九郎の対照をねらった人物造型だと考えられます。

閉じる
与市兵衛
与市兵衛

塩谷家の腰元・おかるの父親。京郊外山崎の百姓。婿である早野勘平のために、娘・おかるを身売りさせて金を整えます。祇園町から半金の50両を持ち帰る途中で、斧定九郎に惨殺されます。

閉じる
与市兵衛女房
与市兵衛女房

塩谷家の腰元・おかるの母親。婿の早野勘平が、夫・与市兵衛を殺したと責め立てます。訪れた原郷右衛門や千崎弥五郎にも告げ、勘平を切腹に追い込みます。のちに無実とわかり、夫と婿を亡くした上に娘を遊女に身売りさせた我が身の不幸を嘆きます。

閉じる
一文字屋才兵衛
一文字屋才兵衛

祇園のお茶屋・一文字屋の主人。100両で買い入れた与市兵衛の娘・おかるを受け取りに来ます。おかるの夫・早野勘平に、与市兵衛に貸し与えた縞柄の財布と身売り証文(しょうもん)を見せて納得させ、おかるを駕籠(かご)に乗せて祇園町へむかいます。

モデルとされる人物

大石内蔵助が京二条寺町(にじょうてらまち)の二文字屋次郎左衛門(にもんじやじろうざえもん)の娘・阿軽を妾(めかけ)とした事実を踏まえて創作された人物です。

閉じる

ページの先頭に戻る