文楽編 仮名手本忠臣蔵 Kanadehon Chushingura

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ひもとく 作品の概要

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六段目 早野勘平腹切の段(はやのかんぺいはらきりのだん)

鑑賞のポイント1 不安、悲しみ、怒り、さびしさを表現する難役の「婆(ばば)」

文楽では「名」もなく「婆」とのみ呼ばれる老女の心理の変化も聴き逃せません。ささやかな幸せを感じる日常から、娘・おかるとの別れ、夫・与市兵衛(よいちべえ)の行方への不安に心乱れます。早野勘平(はやのかんぺい)への疑いが心を占め始め、勘平の舅(しゅうと)殺害を原郷右衛門(はらごうえもん)らに告げます。勘平の腹切りを当然のことと直視し、勘平の舅殺しの疑いが晴れてのち、自らの行為を深く恥じます。そして最後には、老いの身には過酷な状況に、独り残されます。そのいいようのないさびしさを表現することが、この名もない「婆」が難役といわれる理由です。初演時には、大星由良助(おおぼしゆらのすけ)を遣った人形遣いの大立者・吉田文三郎(よしだぶんざぶろう)が2役で遣いました。

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腹を切った勘平の言訳

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