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城明け渡しの当日。離散を余儀なくされた塩谷判官(えんやはんがん)の家臣達は、それぞれの思いを胸に、懐かしい城内を見回り、一様に無念の涙をぬぐわずにはいられません。
大星由良助(おおぼしゆらのすけ)が門から出てきました。先祖代々仕えてきた城との別れです。判官切腹の形見の刀を見つめ、虚空を睨み、由良助はある覚悟を固めました。
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