文楽編 仮名手本忠臣蔵 Kanadehon Chushingura

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四段目 城明渡しの段(しろあけわたしのだん)

塩谷判官はついに切腹。家老・大星由良助の手には、無念の思いを込めた刀が残されました。悲しみにくれる顔世御前と家臣たちによって、判官のなきがらは菩提寺に送られます。そして城は明け渡すことになりました

城明け渡しの当日。離散を余儀なくされた塩谷判官(えんやはんがん)の家臣達は、それぞれの思いを胸に、懐かしい城内を見回り、一様に無念の涙をぬぐわずにはいられません。

大星由良助(おおぼしゆらのすけ)が門から出てきました。先祖代々仕えてきた城との別れです。判官切腹の形見の刀を見つめ、虚空を睨み、由良助はある覚悟を固めました。

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