大衆芸能編 寄席

  • サイトマップ
  • クレジット
  • このサイトについて
  • 索引
  • 寄席早わかり
  • 寄席の芸能
  • 寄席の歴史
  • 寄席への招待
前のページにもどる

寄席への招待 寄席へ入る

高座(こうざ)と楽屋の関係寄席では舞台を「高座」と呼びます。前座は高座と楽屋の仕事をこなしながら、高座の進行に支障がないようにします。

前座が楽屋帳に、それまでの演目を墨と筆で書きつけている

前座が楽屋帳に、それまでの演目を墨と筆で書きつけている

寄席の場合、公演の最初から出演者全員が楽屋にいるわけではなく、自分の出番に合わせて楽屋に入ることがしばしばです。そこで出演者は前座からその日の客席の雰囲気を聞くとともに、それまでにどんな演目が演じられているかを、前座が記録した「楽屋帳」で確認します。その際、例えばすでに酔っ払いの演目が出ている場合は、内容が重複しないよう、酔っ払いの出てくる演目は演じないようにします。その上で高座に上がり、世間話や小咄(こばなし:短い笑い話)をして反応を確かめ、その日の客層に合った演目を決めます。その次の出演者も同様に演目を決めていきます。このようなリレーの連続で、生の演芸ならではの楽しさや醍醐味が生まれてきます。

交通事情などにより、次の出演者が到着していない時は前座が番組[出演プログラム]の調整をします。すでに楽屋入りをしている演者に先に高座に上がってもらったり、今、高座に上がっている演者に時間を延ばしてもらったりします。反対に、時間が長引いている場合は、これから上がる演者に短めに演じてもらうようにお願いします。

豆知識:高座の由来

寺院で僧が説経する席が聴衆より高く設けられたところから生まれた言葉で、やがて講談や落語の世界でも使われるようになりました。これは講談や落語が説経に由来することを意味します。

ページの先頭に戻る