大衆芸能編 寄席

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芸能全体

新聞、レコードと演芸界

速記本やレコードにより人々は演芸を身近なものと感じるようになりました。また新聞は公演情報や演者についてのさまざまな記事を載せたほか、人気投票を行ったり、速記を載せたりして演芸の普及につとめました。

速記本とレコード
三遊亭圓朝の速記本と、2代目広沢虎造のレコード

三遊亭圓朝の速記本と、2代目広沢虎造のレコード

明治以降は速記術の発達により、落語や講談、浪曲の速記本が続々と出版されるようになりました。またレコード技術が移入され、演芸のSPレコードも数多く生産されました。大正時代にはレコードを再生する蓄音器の普及もめざましくなりました。こうして今まで演芸に親しむ機会のなかった地方の人々も、演芸に興味を持つようになりました。さらに三遊亭圓朝(さんゆうていえんちょう)の口演速記は、文章を文語体でなく口語体で記す、言文一致運動(げんぶんいっちうんどう)を進めていた明治時代の作家たちに大きな影響を与えました。

新聞の影響力
「郵便報知新聞 第651号」 松林伯円 記 大蘓芳年 画 ニュースに色つきのさし絵を加えた錦絵新聞というポスター風の刷り物が流行。文章は講談師が執筆することもあった

「郵便報知新聞 第651号」
松林伯円 記 大蘓芳年 画
ニュースに色つきのさし絵を加えた錦絵新聞というポスター風の刷り物が流行。文章は講談師が執筆することもあった

新聞の普及も、大衆を広く演芸に親しませる効果を生みました。新聞には口演速記や公演情報が掲載されました。また演芸家たちの素顔や動向を伝えたり、芸談を載せたりもしています。一方で興味本位の誹謗中傷(ひぼうちゅうしょう)記事を載せることも数多くありました。しかしこのようなさまざまな記事によって、人々が演芸への関心を深めていったことも確かです。また購読者による演芸人の人気投票を行って、上位入賞者を集めた演芸会を催す新聞社もありました。

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