大衆芸能編 寄席

寄席の芸能

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主な演目と種類

演目紹介
高田の馬場(たかたのばば)
概要

江戸城内で刀を抜いて相手にけがをさせたために、切腹となった浅野内匠頭(あさのたくみのかみ)。その家来たちが、内匠頭の仇討ち[敵討ち]をする『赤穂義士伝(あこうぎしでん)』は、浪曲でも代表的な作品です。数多くの演目がありますが、『高田馬場』は内匠頭の敵討ちに参加した堀部安兵衛(ほりべやすべえ)の独身時代の物語です。

あらすじ

越後から江戸に出て来た中山安兵衛は、剣の腕前の見事さと大酒飲みで人々に知られるようになりました。ある日、酔っぱらって八丁堀の長屋に戻ると、叔父の菅野六郎左衛門(すがのろくろうざえもん)が村上兄弟と高田馬場で決闘をするという手紙が届いていました。飲んだ酒も一気にさめてしまった安兵衛は、高田馬場を目指して走りだします。途中、安兵衛が縄をたすきにしているのを見た堀部弥兵衛の妻と娘が、それは縁起が悪いからと、腰ひもを渡してくれました。こうして馬場に到着しますが、すでに叔父は息絶えていました。安兵衛は村上兄弟ら18人を1人で倒します。その模様を先ほどの親子も見ており、その後、安兵衛は堀部家に婿入りします。

注釈:ここでは、国立演芸場、第207回特別企画公演、2代目春野百合子の公演をもとに紹介しています。

叔父が高田馬場で戦っていると知った安兵衛が気合いを入れて、高田馬場まで駆け出していく場面。緊迫感と力の入った描写が展開します。

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