大衆芸能編 寄席

寄席の芸能

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主な演目と種類

演目紹介
寿限無
概要 ジャンル:お寺噺

子供が幸せに育ってほしいという親心からつけた名前のはずが、長い名前を言い終わるまでに時間がかかってしまうという馬鹿馬鹿しさを描いています。しかし、長い名前になってしまったのは子供が幸せに育ってほしいという親心からです。また寺の住職は知識があるという考えから生まれた噺でもあります。さらに主人公の男の子には一言もセリフがないという不思議な噺でもあります。

あらすじ

男の子が生まれた熊(くま)さんは、子供が健康で幸せに育つことを願って、寺の和尚に縁起のよい名前をつけてもらいます。和尚はお経の中から縁起のよい言葉を探し出していきますが、熊さんはどれか1つに決めることができません。結局、すべてをつなぎ合わせて1つの名前にしてしまいます。

「寿限無寿限無……」で始まる名前のこの男の子はやがて、わんぱくに育ちます。そしてこの男の子に頭をなぐられて、大きなこぶができた友達が泣きながらやってきました。母親やおばあさんが「寿限無寿限無……」とフルネームをやりとりしているうちに、あまりにも名前が長いので、こぶは引っ込んでしまいました。

寿限無の名前

寿限無 寿限無 五劫の擦り切れ 海砂利水魚の 水行末 雲来末 風来末 食う寝る処に住む処 やぶら小路のぶら柑子 パイポパイポ パイポのシューリンガン シューリンガンのグーリンダイ グーリンダイのポンポコピーのポンポコナーの 長久命の長助

注釈:ここでは、国立演芸場第362回特別企画公演、柳家花緑が演じた噺をもとに、「あらすじ」を紹介しています。

登場人物すべてが長い名前を必死にフルネームで言おうとする面白さが伝わってきます。

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