大衆芸能編 寄席

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寄席の芸能

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芸の特徴

ボケとツッコミ、掛け合いの妙で笑い漫才の魅力は、会話の掛け合いの楽しさにあります。2人で演じる際、片方がとぼけたことを言い、他方がそれをとがめる形で会話を進めることがあります。この役割がはっきりしている場合、これをボケとツッコミといいます。
宮田陽・昇 左がボケの陽、右がツッコミの昇

宮田陽・昇
左がボケの陽、右がツッコミの昇

漫才のコンビにはボケとツッコミがはっきりしているものがあります。漫才コンビ・爆笑問題(ばくしょうもんだい)の場合は、太田光(おおたひかり)がボケて、田中裕二(たなかゆうじ)がツッコミます。また、漫才コンビ・ナイツの場合は、塙宣之(はなわのぶゆき)がボケて、土屋伸之(つちやのぶゆき)がツッコミます。こうした役割は、祝福芸の万歳の太夫(たゆう)と才蔵(さいぞう)の関係にまで、さかのぼるといわれています。万歳では太夫が、めでたい歌をうたって扇を広げて舞い、才蔵が鼓(つづみ)でその伴奏をし、合間に滑稽な言葉を入れました。太夫がツッコミに当たり、才蔵がボケに当たります。また太神楽曲芸の太夫と後見(こうけん)のやりとりも、漫才の掛け合いに影響していると考えられています。太神楽では緊迫した曲芸を見せるだけでなく、太夫と後見のとぼけたやりとりで場をなごませました。そこから太神楽には「掛け合い噺(かけあいばなし)」という、とぼけた会話で楽しませる芸も生まれました。

現在の漫才では、途中でボケとツッコミが入れ替わるものもあります。売れなかったコンビが、ボケとツッコミの役割を逆にしたところ売れたという例もあります。ボケとツッコミの役割はそのコンビの特性に合わせて作られ、絶妙な掛け合いを生むためにとても重要だといえます。

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