大衆芸能編 寄席

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主な演目と種類

演目紹介
梅雨小袖昔八丈−髪結新三−(つゆこそでむかしはちじょう−かみゆいしんざ−)
概要 ジャンル:世話物

世話物とは江戸時代の町人社会に起きた事件を描いた作品のことです。『髪結新三』は江戸時代に材木商白子屋で実際に起きた殺人未遂事件をもとに創作された人情噺(にんじょうばなし)です。3代目麗々亭柳橋(れいれいていりゅうきょう、のちの初代春錦亭柳桜[しゅんきんていりゅうおう])が得意とした『白子屋政談(しろこやせいだん)』が、講談に移入されました。

江戸時代の家主(いえぬし)に強い権限があったことが描かれている作品です。

あらすじ

新三は客の家に行って髪を結うことを商売にしています。得意先である材木商白子屋の娘・お熊(おくま)には亭主がいましたが、手代の忠七(ちゅうしち)と恋仲になっていました。それを知った新三は、お熊に忠七と一緒にさせてやると言って2人を連れ出しますが、途中で忠七に暴力を振るい、お熊を誘拐し、自分の家に監禁します。事件を表沙汰にしたくない白子屋は、弥太五郎源七親分(やたごろうげんしちおやぶん)に新三を説得してもらおうとしますが、新三は言うことを聞きません。そこで家主の長兵衛(ちょうべえ)が説得に当たります。「俺はお前が前科者であることを承知して家を貸している。前科者と知っていながら家を貸す家主がほかにあると思うか。言うことが聞けないのなら長屋から出て行け」と強く言われ、新三はお熊を解放します。

注釈:ここでは、国立演芸場 第141回特別企画公演 講談特選会、6代目小金井芦州の公演をもとに紹介しています。

弥太五郎源七親分の居丈高な説得に対して、新三が威勢の良い啖呵を切る場面です。ところが新三の威勢の良さも家主には通用しません。そのどんでん返しが見どころ、聞きどころです。

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