大衆芸能編 寄席

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寄席の芸能

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主な演目と種類

演目紹介
鏡ヶ池操松影−江島屋怪談道具入り(かがみがいけみさおのまつかげ−えじまやかいだんどうぐいり)
概要 ジャンル:義士物

恨みを残して亡くなった者が幽霊となるオーソドックスなものから、生きている人間がたたる生霊(いきりょう)、狸や化け猫など、さまざまな怪談が講談にはあります。落語家・三遊亭圓朝(さんゆうていえんちょう)の創作した長編人情噺(にんじょうばなし)には、『怪談牡丹灯籠(かいだんぼたんどうろう)』や『真景累ヶ淵(しんけいかさねがふち)』など、怪談の要素が加わっているものがありますが、これらの作品も現在は講談で怪談として演じられています。『江島屋怪談』も圓朝の創作です。

あらすじ

江戸の呉服屋江島屋の番頭・金兵衛(きんべえ)は旅先で道に迷い、老婆の住むあばら家に泊めてもらいます。夜中に煙くて目を覚ますと、老婆は着物を裂いて囲炉裏にくべ、灰に「目」の字を書いて、箸で突いていました。どうしてそんなことをしているのか理由を聞くと、「嫁入りが決まった娘が花嫁衣装を江戸の江島屋で買ったが、糊で貼りつけただけの粗悪品だったために、婚礼の最中に、貼りつけたところがはがれてしまった。そして笑い者となった娘は自殺してしまった。その恨みを晴らすために、呪いをかけているのだ」と答えました。

この言葉通り、それから江島屋の店の者は次々と死んでいき、店はつぶれてしまいます。

注釈:ここでは、国立演芸場 第363回特別企画公演 怪談、6代目一龍斎貞水の公演をもとに紹介しています。

自分と娘の恨みによって、江島屋の者たちが次々と死んでいくのを老婆が喜ぶ様子が描かれています。人間の恨みの怖さを感じさせる怪談ならではの演出になっています。

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