大衆芸能編 寄席

寄席の芸能

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主な演目と種類

演目紹介
芝居の喧嘩(しばいのけんか)
概要 ジャンル:侠客物
キャプション

侠客(きょうかく)とは立場の弱い者の味方をし、弱者をいじめる権力者などを懲らしめることを重んじた者たちをいいます。江戸時代前期の町奴(まちやっこ)と呼ばれる無法者、江戸末期の博打(ばくち)打ちと呼ばれる博徒(ばくと)などがそれに当たります。侠客物の醍醐味は、けんかの場における威勢のよい言葉、つまり啖呵(たんか)にあります。歯切れのよい啖呵は聞いていて気持ちがよいので、侠客物は講談の人気ジャンルの一つになっています。

あらすじ

寛永年間(1624年~1644年)、江戸では幡随院長兵衛(ばんずいいんちょうべえ)が率いる町奴と呼ばれる無法者と、水野十郎左衛門(みずのじゅうろうざえもん)を筆頭とする不良旗本とが、いがみ合いを続けていました。ある日のこと、芝居小屋で長兵衛の身内の者が小屋の若い者とトラブルになりました。旗本たちは芝居小屋の若い者の援護を買って出ます。こうして満場の観客の前で、旗本たちと長兵衛の身内の者たちとのけんかが始まりました。双方とも徐々に強い者が現れ、けんかがどんどん大きくなっていきます。観客も喝采を送りながら眺めていました。

その後も長兵衛と水野の対立は深まっていきます。そしてついに長兵衛は、水野の招きに応じて、1人で水野の屋敷へ行くこととなり、風呂場で槍に突かれて殺されてしまうという話に発展します。

注釈:演者の演出により話の内容に異同がある場合があります。

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