大衆芸能編 寄席

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音曲(おんぎょく)音曲は三味線で演奏しながら端唄、小唄、都々逸(どどいつ)などの邦楽を聞かせる芸です。1人で演じる場合が多いですが、2、3人で演じることもあります。唄と三味線の技、達者なしゃべりで観客を引きつけます。
柳家小菊

柳家小菊

三味線で唄を歌う芸を総称して「音曲」と呼ぶことができますが、その芸の幅はたいへん広いといえます。一般的には端唄小唄都々逸を歌うというものですが、長唄新内のさわり、つまり一番の聞かせどころを演奏する場合もあります。民謡を専門にする演者もいます。また民謡の中でも津軽三味線を中心に聞かせる演者もいます。

芸の呼び名も演者によってさまざまです。音曲、俗曲、粋曲、邦楽バラエティーなどの名称が使われています。演奏よりも、おしゃべりや笑いに重点を置いている演者は、三味線漫談の名称を使っています。そして、ただ演奏するだけでなく、世の中の出来事や政治を風刺する場合もあります。

演者は男性も女性もいますが、女性が演じる場合、女道楽(おんなどうらく)という名称を使うこともあります。

このように演者の個性によって、演じ方にかなりの幅がある芸といえます。

端唄(はうた)

江戸時代後期に江戸市中に広く流行した小曲

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長唄(ながうた)

江戸時代に歌舞伎の音楽として成立、発展した三味線音楽

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新内(しんない)

中棹(ちゅうざお)の三味線を伴奏にした語り物。高低の二挺の三味線で男女の恋をテーマに描くことが多い

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都々逸(どどいつ)

三味線を伴奏に歌われる、七・七・七・五の定型詩。情歌。おもに男女の愛を題材にしている

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小唄(こうた)

幕末に端唄から派生した三味線歌曲。端唄と比べてはやくさらっとした演奏が特徴

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