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朝薫五番 銘苅子(めかるし、ミカルシー)

聴きどころ

子ども達の子守唄の中で、羽衣の隠し場所が歌われます
『銘苅子』2010年10月17日 国立劇場おきなわ公演情報

聴きどころ 1

天女が羽衣(はごろも)の隠し場所を知るきっかけとなる子守歌[子持節(こもちぶし)]は、姉が弟に歌うという設定ですが、登場人物の心情や情景を表す他の曲と同じように、地謡(じうたい)によって歌われます。

「子持節(こもちぶし)」
『銘苅子』2010年10月17日 国立劇場おきなわ公演情報
[詞章] [読み] [現代語訳]
いやうい いやうい、 ヨーイ ヨーイ ヨーイヨーイ[囃子(はやし)]
泣くなやう。 ナクナヨ 泣くなよ
わが按司の飛御衣 ワガアジヌトゥビンシュ 母が飛ぶ着物は ※
わが按司の舞御衣 ワガアジヌメーンシュ 母が舞う着物は ※
六ツ俣の蔵に ムツィマタヌクラニ 六つ俣の蔵の中に
八ツ俣の内に ヤツィマタヌウチニ 八つ俣の蔵の中に
稲束の下に ンニヅィカヌシチャニ 稲束(いねづか)の下に
粟束のうちに アワヅィカヌウチニ 粟束(あわづか)の下に
置き古みしちやうん ウチフルミシチョン 置き古されている
おきさるししちやうん。 ウチサルシチョン 置き晒(さら)されている
寝なせ、起きて泣くな。 ニナシウキティナクナ 寝なさい、起きて泣くな
泣なれば、呉ゆんだう、 ナカナリバクィユンドー 泣かなければ呉(く)れるよ
遊ばはどくいゆんだう。 アスィバワドゥクィユンドー 遊べば呉れるよ
天女[母]は昇天を決め、子ども達と別れます
『銘苅子』2010年10月17日 国立劇場おきなわ公演情報

聴きどころ 2

天女が昇天する場面では「東江節(アガリエブシ)」が曲想を変えて3度使われ、クライマックスを演出します。初めの2曲は子どもと別れる母[天女]の気持ちを、もう1曲は母を失った子どもの気持ちを切々と歌い上げます。

「東江節(アガリエブシ)」
『銘苅子』2010年10月17日 国立劇場おきなわ公演情報
[詞章] [読み] [現代語訳]
なし子ふやかれて、 ナシグヮフヤカリティ 愛しい子と別れて
飛ばんてやりすれば、 トゥバンテイスィリバ 飛び立とうとするが
明日や母とまいて、 アチャヤファファトゥメティ 明日は母をさがして
泣きゆらと思ば。 ナチュラトゥミバ 泣くかと思うと…
「東江節」
[詞章] [読み] [現代語訳]
ねなしちよるうちに ニナシチョルウチニ 寝ているうちに
わかれらなきやしゆが ワカリラナチャシュガ 別れなければどうしよう
おぞでもゝすがり ウズディムムスィガイ 目を覚ましてとりすがり
すがるとめば。 スィガルトゥミバ すがりつくと思うと
「東江節」
[詞章] [読み] [現代語訳]
あけやう、おめけり、 アーキー、ウミキー ああ、弟よ
母や見らぬ。 ファファヤミラン 母上の姿は見えない
  • 朝薫(ちょうくん)の五番
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